社会保険労務士の開業資金はどれくらい必要?

社会保険労務士として独立開業を考えている方は
一体開業するまでにいくら用意していればいいのか不安になると
思います。

 

また今会社員を行っていて○○万円貯めたら開業しよう!等の目標を
持っている方もいるかもしれません。

 

実際に開業資金がいくらあったら大丈夫か、安全かというような
指標はありません。ほぼゼロでも開業しようと思えばできてしまうのが
この業種の特徴でもあるのです。

 

維持費となる会費は各地域で異なりますが、月1万円未満というところが
ほとんどでしょう。
給与計算の仕事を受注したときには給与計算ソフトは必須となるでしょうが、
数万円のものを一度購入すれば後はアップデート費用や紙代くらいのもので、
数十万円もかかるようなものというのは一切ありません。

 

そのため開業資金として絶対にかかるものではなく、後は収入を上げるまでに
耐えることができる生活資金としての意味合いを持つものになります。
開業して、何年くらいで食べていけるのでしょうか、のところでも
記載した通り、飲食店等と異なり、いきなり収益が上がるような業態ではないため
信頼を築いて実績を積んで徐々に、ゆっくりと売上が上がり軌道に乗るかどうかと
いうような職種になってきます。

 

軌道に乗るのが半年の人もいれば、3年かかってもどうにもならないという人が
いるのも現実です。
一般的には300万円程度を用意する人が多いですが、
アルバイトをしながらでも良いという覚悟を持つのであれば
先に開業しながらやっていくというやり方でも良いと思います。