ファイナンシャルプランナーの関連資格との関係

ファイナンシャルプランナーは、個人の生活の様々な領域に
対してお金が関することをアドバイスしていくという仕事に
なります。

 

実はこの仕事は他資格等とも非常に重複しやすいところが
あり、他資格の独占業務となっているところにまで踏み込んで
しまうと法律違反となってしまうので注意が必要です。

 

ファイナンシャルプランナーは他士業との連携等が非常に
活きてくる資格になりますし、また自分自身でもステップアップとして
ファイナンシャルプランナーと他資格を組み合わせて取得するという
ような方法もあります。

 

ファイナンシャルプランナーと税理士

どうしてもお金の話をするにあたっては、税金の支払い、
節税という点も考慮しなければいけないところがあります。
顧客が富裕層となれば、大きな論点ともなりえるでしょう。

 

ファイナンシャルプランナーは無償・有償を問わず
個別具体的な税務相談や税務書類作成を行うことは
NGです。あくまで一般的な事例についてのみ説明可となっています。
タダでやってもNGという話なので、難しいところですが、
法令違反をしないよう気をつけなくてはいけません。

 

ファイナンシャルプランナーと行政書士

ファイナンシャルプランナーの業務として遺言や遺産分割という
話が出てくることもありますが、具体的な書類作成までを行って
しまうと、行政書士法に違反することになりますし、紛争が発生した際に
介入すると弁護士法違反にもなってしまいます。

 

この分野に深く進んでいくのであれば、行政書士資格も
取得しておいた方がいいかもしれません。